楽天モバイルのiPhone

楽天モバイルはやめたほうがいい?4年使った楽天経済圏ユーザーの結論【2026年5月最新版】

2026年5月5日

dan

だん

QOL主義 27歳

本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。 記載の料金・キャンペーン情報は2026年5月時点のものです。

「楽天モバイルはやめたほうがいい」という声をネット上で見かけて、乗り換えを迷っていませんか。

僕は2022年から楽天モバイルを使い続けていて、2026年5月時点で約4年になります。乗り換え前は長年ドコモを使っていて、しばらくドコモと楽天モバイルのデュアルSIM運用もしていました。普段から楽天市場・楽天カード・楽天証券・楽天キャッシュ・楽天銀行を使い倒している、いわゆる楽天経済圏ヘビーユーザーでもあります。

結論から言うと、楽天モバイルは僕にとってはここ数年の固定費削減で最も効果が大きかった選択でした。月30GB以上を平気で使う使い方で、月額3,278円。楽天市場でのポイント還元アップまでセットでついてきます。

ただしもちろん。「全員におすすめ」と言うつもりはありません。ドコモ・au・ソフトバンクの経済圏に深く入っていて、そちらのポイント還元やセット割で大きな恩恵を受けている人には、楽天モバイルへの乗り換えは正直あまりおすすめしません。

この記事では「やめたほうがいい」と言われる理由を5つ取り上げて、4年間の実体験と2026年5月時点の最新データで一つずつ答えていきます。最後まで読めば、自分が楽天モバイルに向いているかどうかをはっきり判断できるはずです。

楽天モバイルに乗り換える

「楽天モバイルはやめたほうがいい」と言われる5つの理由

「やめたほうがいい」という声の中身は、だいたい以下の5パターンに集約されます。

  1. 電波がつながらない:地下や建物内が弱いと言われていた
  2. 通信速度が遅い:混雑時に使い物にならないと言われていた
  3. 楽天モバイルは潰れるのでは:赤字続きで事業継続が不安視されていた
  4. 対応端末・サポートが弱い:大手キャリアと比べて見劣りすると言われていた
  5. 楽天経済圏に興味がないと旨味がない:他社との差別化が薄いと言われていた

このうち1〜4は、ここ1〜2年で状況がかなり変わっています。プラチナバンドの商用開始、1,000万回線突破、EBITDA黒字化など、過去の悪評の根拠が崩れている指標が複数あります。

逆に5は今も変わりません。楽天経済圏との連携こそが楽天モバイルの最大の武器であり、ここに価値を感じない人にとっては魅力が半減します。

順番に見ていきましょう。

不安①:電波がつながらない問題 — デュアルSIM4年経験者の結論

結論から言うと、僕の生活では「楽天モバイルがつながらないけれどドコモはつながる」という場面はほぼゼロでした

僕の生活圏はとある関西圏の地方都市(人口50万人以上)です。東京の都心ど真ん中や、山奥の極端な過疎地域というわけではない前提で話を進めます。

僕はドコモ回線と楽天モバイルのデュアルSIMで一定期間運用していた経験があるので、同じ場所・同じタイミングで両キャリアの電波を比較できる環境にいました。

その経験から断言できるのは、楽天モバイルが極端に弱い場所は、ドコモも同じくらい弱いケースが大半だということです。山間部や鉄筋ビルの奥深くなど、もともと電波が届きにくい場所では両方とも厳しい。逆に楽天モバイルが普通に使える場所では、ドコモも普通に使えます。

「大手3キャリアと比べて楽天モバイルだけが著しくつながりにくい」という主張は、少なくとも2026年時点の僕の体感とは一致しません

プラチナバンド商用開始で楽天モバイルの通信品質はとても改善された

楽天モバイルは2024年6月27日にプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスを開始しました。総務省が認定した計画より大幅に前倒しでの開始です。プラチナバンドは電波の回り込みに優れていて、地下・建物内・障害物の裏側に電波が届きやすい特性があります。

人口カバー率は99.9%に到達。マイナビニュースが2024年に実施した465人アンケートでも「改善を実感した」という声が多数を占めました。東京メトロ・都営地下鉄エリアの対応も2026年7月までに完了予定とアナウンスされています。

楽天モバイルは2026年を「ネットワーク強化の年」と位置づけていて、年間2,000億円超のネットワーク投資を計画。「つながりやすさ強化宣言2026」も2026年2月に発表しました。サービス開始当初に「電波が弱い」と言われていた頃と、現在では別物のネットワークになっていると考えてよさそうです。

不安②:通信速度は実用に耐えるのか — 月30GB超ユーザーの体感

結論として、月30GB以上を当たり前に使っている僕の用途では、速度に困った経験はほぼありません

普段の使い方は、移動中の動画視聴、テザリングでのリモートワーク、SNS・ブラウジング、地図アプリ、音楽ストリーミングなど。動画は4K再生も問題なくこなせていますし、あまりやりませんが、やむを得ずZoomやGoogle Meetでのオンライン会議をする場合も、テザリング経由で支障なく使えています。

「速度が遅い」という評判は、サービス開始直後の初期エリアや特定の混雑時間帯の話が一人歩きしている印象です。プラチナバンド対応とエリア整備が進んだ現在では、日常使いで困る場面はほぼ消えました。

もちろん、平日昼の都心オフィス街など極端に混雑するエリアでは、どのキャリアでも速度低下は起きます。楽天モバイルだけの問題ではありません。

不安③:楽天グループは潰れるのでは? — 数字で見る現状

「契約してすぐ事業撤退されたら困る」という不安、これは検索ユーザーの中で意外と多い悩みです。

結論を先に言うと、2026年5月時点で「潰れる」を心配する根拠はかなり薄くなっています。理由を3つ挙げます。

1. 楽天モバイルの契約数は1,000万回線を突破

楽天モバイルは2025年12月25日に契約数1,000万回線を突破しました。大手3キャリア以外で1,000万回線に到達したのは初めての快挙です。三木谷会長は「早期に2,000万回線を目指す」と次の目標も明言しています。

2. 楽天モバイル事業でEBITDA黒字化を達成している

モバイルセグメント単体で通期EBITDAの黒字化を2024年度に達成しました。減価償却込みの営業利益ベースではまだ赤字が残っているものの、本業の稼ぐ力は黒字に転じている段階です。最大の山だった「キャッシュアウトが続いて事業継続不可」のシナリオは大きく後退しました。

楽天モバイルは前年同期比で667億円の改善を実現し、129億円のEBITDA通期黒字となった。
楽天モバイルは前年同期比で667億円の改善を実現し、129億円のEBITDA通期黒字となった。

3. 楽天の通信事業は、次の投資フェーズへ移っている

楽天モバイルは、2026年は「ネットワーク強化の年」として年間2,000億円超を投資。さらに衛星通信サービス(Rakuten最強衛星サービス)を2026年Q4に正式スタート予定で、AST SpaceMobileと連携した市販スマホ直接通信のビデオ通話試験にも成功しています。撤退モードの企業がやる動きではありません。

「赤字続きで潰れる」というネット上の古い認識のまま検索結果が更新されていない、というのが2026年5月時点の実態です。

楽天モバイルの最大の魅力:3,278円で無制限という異常な安さ

楽天最強プラン

ここからは僕が楽天モバイルを使い続けている積極的な理由をお話しします。

最大の魅力は、シンプルに月額3,278円(税込)でデータ無制限という料金設計の強さです。

Rakuten最強プランの料金

利用データ量月額(税込)
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB超(無制限)3,278円

さらにRakuten Linkアプリ経由なら国内通話が無料、海外データ通信も月2GBまで無料。シンプルで分かりやすい段階制です。

僕は月30GB以上を平気で使うヘビーユーザーなので、20GB超の無制限帯にどっぷり入る使い方をしています。それでも月額は3,278円固定。テザリング込みでこれだけ使って3,278円という料金体系は、大手キャリアの感覚で生きていた頃には想像できませんでした。

大手キャリアの無制限プランと比較すると

無制限プラン月額比較

ドコモのeximo(無制限プラン)は月額7,315円(税込・条件次第で割引あり)。同じ無制限の枠で比較すると、楽天モバイルは月額で4,000円以上、年間で約4.8万円安い計算になります。

「月3,278円で無制限」は、サブスク全般の料金感覚から見てもかなり破格です。データ使用量が多いほど、楽天モバイルのコスパは有利になっていきます。

楽天経済圏ユーザーには楽天ポイント還元で特に大きな恩恵がある

やはり、楽天のサービスを語る上では、「楽天経済圏」の恩恵を外すことはできません。モバイルについても例外ではありません。

結論、楽天モバイルの真価は、料金の安さだけでなく「楽天経済圏のSPU倍率アップ」とのセット価値にあると僕は考えています。

楽天経済圏

SPU+4倍の旨み

Rakuten最強プラン契約者は、楽天市場でのお買い物時にSPU(スーパーポイントアップ)が+4倍加算されます。

楽天市場での月間獲得ポイントには上限があり、SPU分の上限は会員ランクによって異なりますがダイヤモンド会員で月15,000ポイント、それ以下では月7,000〜2,000ポイントが目安。仮にSPU+4倍の上限を月2,000ポイントとすると、税抜き5万円分の楽天市場購入で上限到達という計算になります。

楽天モバイル利用でポイント+4倍

もし仮に、楽天市場での購入が月5万円以上あれば、それだけで毎月2,000ポイント分の還元上乗せという計算です。年間にすると24,000円相当のポイントが手元に残ります。

僕の場合の実例

参考までに僕の楽天経済圏の使い方を共有します。

  • 楽天市場:日用品の定期購入、ふるさと納税、書籍など。月の購入額は時期によりますが、年間で見れば20万円超
  • 楽天カード:日常の決済を集約。新NISAの積立投資もカード決済で運用
  • 楽天証券:新NISAの積立を実施。投信積立はカード決済+楽天キャッシュの併用
  • 楽天銀行:給与受取・貯蓄口座として利用・金利も地銀やメガバンクより高い
  • 楽天キャッシュ:投信積立用にチャージし、上限まで活用

ここまで楽天サービスを使っていると、楽天モバイル契約による+4倍は文字通り「使った分だけ確実にリターンが返ってくる」状態になります。モバイル料金3,278円のうち、相当部分はSPUで増えるポイントで実質相殺されている感覚です。

楽天経済圏に「これから入る人」にも

すでに楽天経済圏にいる人だけでなく、これから少しずつ楽天サービスを使い始めたい人にとっても、楽天モバイル契約はSPUの底上げになります。

楽天カード・楽天市場・楽天銀行など、様々なサービスを組み合わせると、SPU合計で最大10倍以上まで積み上がります。楽天モバイルはその基礎部分を構成する重要なピースです。

ここまでどっぷりまでいかなくても、楽天モバイルだけで「+4倍」はかなり強いです。冷静に思い出してみても、4%のポイント還元がつくサービス、滅多にないですよね?

楽天モバイルは単なる格安SIMではなく「楽天経済圏のハブ」として機能します。

正直なデメリット:楽天モバイルが向かないのはこんな人

ドコモ・au・ソフトバンクなどの経済圏に深くハマっていて、そちらの恩恵を最大化している人には、楽天モバイルへの乗り換えのメリットは限定的かもしれません。

また、楽天モバイルの通信設備の整備状況によりその恩恵を享受できないなら、無理に動く必要はありません。今のキャリアで満足できているなら、それが正解です。

他の通信事業者の経済圏どっぷりの人

dカード・d払い・dポイント・ドコモ光を組み合わせて、ahamoやeximoのセット割を効かせている人、au PAY・auじぶん銀行・Pontaポイント・auでんきなど、au経済圏で固めている人など、他の通信事業者の経済圏のポイント還元などで大いに恩恵を受けられているという人は、乗り換えメリットは限定的かもしれません。

都心の超高密度エリア、逆に山間部など超過疎地域在住者

都心部の混雑時間帯では大手キャリアと比べて速度・接続の安定感に差を感じる場面がある、という声を見かけます。気になる方は事前にエリアマップ確認やデュアルSIM運用の併用検討が無難でしょう。

一方で、まだ楽天モバイルの通信設備が配備されていない山間部などにお住まいの方も、もう少し待ってからのほうがいでしょう。ただし人口の少ない地域は、ひとたび整備されてしまえば、回線を取り合う競合ユーザーがいないので、とても快適に利用できます。

お住まいの地域の通信エリア拡大通知のニュースを定期的に確認してチャンスを待ちましょう。

楽天モバイルのサービスエリアマップ
楽天モバイルのサービスエリアマップ

ahamo・povo・LINEMOとの比較 — 楽天モバイルが向くのはこんな人

主要な格安・サブブランド系プランと並べて比較します。

プラン月額(20GB帯)データ容量通話特徴
楽天モバイル3,278円無制限Rakuten Linkで国内無料経済圏連携・無制限・海外無料
ahamo2,970円30GB5分かけ放題込み5分通話無料・海外30GB
povo基本0円〜トッピング制別途トッピング柔軟な従量制
LINEMO2,728円20GBオプションLINEギガフリー

楽天モバイルが向く人

  • 月のデータ使用量が多い(20GB以上):無制限の真価が発揮される
  • 楽天経済圏を使っている、または使う予定:SPU+4倍の恩恵が大きい
  • 国内の通話が多い:Rakuten Linkで無料の影響が大きい
  • 海外旅行・出張が多い:月2GB海外無料が地味に効く

楽天モバイル以外が向く人

  • データ使用量が少ない(〜20GB):他社の方がトータルで安い場合あり
  • 5分以下の通話が多い:ahamoなど通話定額込みが楽
  • 月によってデータ使用量がバラバラ:povoの従量制が合う
  • LINEを大量に使う:LINEMOのギガフリー優位性が出る

楽天モバイルの強みが効くのは「無制限が必要 × 楽天経済圏」のセット成立時です。逆に言うと、片方が成立しないと他社プランの方が合理的なケースもあります。

申込手順とキャンペーン活用

楽天モバイルへの乗り換えは、Web完結で進められます。

申込の流れ

楽天モバイルに乗り換える

  1. こちらのリンクから公式サイトにアクセスし、「Rakuten最強プラン」を選択
  2. 楽天IDでログイン(持っていない場合は新規作成)
  3. 本人確認書類をアップロード(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  4. 他社からの乗り換え(MNP)の場合はMNP予約番号を入力、またはMNPワンストップ対応キャリアからは番号入力なしで切替可能
  5. SIMタイプ選択(eSIM対応端末ならeSIMが最速)
  6. 配送・受取(eSIMなら即時開通)

eSIM対応のiPhone・Androidなら、申込から開通まで最短数分で完了します。

具体的な還元内容や条件は変動が早いので、申込前に公式サイトで最新の適用条件を必ず確認してください。本記事公開時点の情報と申込時点の条件がずれている可能性があります。

まとめ:「やめたほうがいい」と未だに言われるけど、楽天モバイルは多くの人に向いている

ここまでの内容をまとめます。

楽天モバイルが向く人

  • 月のデータ使用量が多く、無制限プランに価値を感じる人
  • 楽天経済圏(楽天市場・楽天カード・楽天証券など)をすでに使っている、またはこれから使う予定の人
  • 大手キャリアの料金プランから固定費を大きく下げたい人
  • Rakuten Linkでの国内通話無料を活用したい人

楽天モバイルが向かない人

  • ドコモ・au・ソフトバンクの経済圏に深く入っていて、そこからのポイント還元・セット割を最大化している人
  • 月のデータ使用量が小さく、無制限の恩恵を感じにくい人
  • 都心の超高密度エリア、山間部の通信設備未整備エリア在住の人

僕自身は2022年から4年使い続けていて、乗り換えを後悔したことは一度もありません。月30GB超を使い倒して3,278円、しかも楽天市場のポイント+4倍までついてくる料金構造は、楽天経済圏ユーザーにとってはほぼ唯一無二の選択肢です。

「やめたほうがいい」という古い評判が気になっていた方も、2026年時点では事業継続性・電波・速度の不安要素はかなり薄まっています。判断材料が揃ったうえで、自分の生活と経済圏の使い方に合うかを基準に決めれば、後悔しない選択ができるはずです。

楽天モバイルに乗り換える

参考情報・出典